そういうわけで、先日カブ隊(小学校高学年)はサイクリングに行ってきました。
【カブサイン】「山」「川」と同じでスカウト同士を知り合わせる秘密の「サイン」枚方から淀川の河川敷を通れば八幡までは意外とすぐに到着できます(自転車のポテンシャルを知る事はスカウトにとって非常に重要な体験です-1899年ボーア戦争の逸話をご覧ください)!!
……まあ、ボーイスカウト(中学生以上)的には同じ市内の野営地ぐらいなら自転車で通うのが普通ですから。
【関西医大病院前】ここからよく整備された自転車道路があります。関西医大病院からスタートし10kmほどを走破します。
【北に向かって元気よく】隊は進んでいきました。
【第二陣】目的地は八幡市にある御幸橋(ごかうばし)です。
こちらはサイクリストの休憩ポイントとしても整備されています。
【到着】謎のポージング御幸橋を通過して嵐山まで公園でみんなで昼食をとり帰路の30kmも元気に走っていきます。
【支援のリーダーもお疲れ様でした】
【芋ほり体験】そういうわけで本日は二本立てで、一つはビーバー(小学校低学年)カブ(同高学年)隊の活動で野営地での「芋ほり」が実施されました。
【芋ほり】野営地の畑の一部をお借りしています。みんなで力を合わせて掘り出していきます。
実は今年から畑が変わってしまっているので昨年より出来は悪かったのですが、それは今後の土作りに「力の入れがいがある」ところです……とりあえず灰などを入れて深く耕しましょうか。
【収穫の秋】みんなに大きなものを一つづつと料理くらいは作れました。
【分配】大きいものを一つづつ、小さなものは順番にとっていきました。薩摩汁とかき揚げをみんなで作って食べました。
【薩摩汁】イモと練り物の味噌汁
【かき揚げ】サツマイモと野菜のかき揚げさて、今回は二本立てなのでこの後は普段はスタッフ的にしか出てこないボーイスカウト(中学生)の活動のご報告に進みましょう。
【ボーイスカウト】ビーバー隊などの活動ではスタッフにしか見えない彼・彼女らにも活動があります!!
【減災スカウトフォーラム】
基本的には野外における「衣食住」を確保でき、観察してきた情報の報告やチームの統制といった「野外生活」の技能を身につけるのがボーイスカウト活動の基本ですが、ボーイスカウトには皆さんご存知のように「ボランティア団体(社会教育団体)」としての側面もあります。
【募金活動】「良い」とされている事をするのにも踏ん切りが必要な時代ですよね。募金活動などを通じて、社会とスカウト自身の注目を解決すべき課題へと向けるようなことを実施しています。

ボーイスカウトくらいの年齢になるとこういった「自己啓発活動」の一環としてフォーラム(対話)を行う機会もあります。
今回のテーマは「減災」でした。
【プログラム】まだまだ「知恵を集める」には模造紙がイチバン!!
【討議】グループで討議を行いながら発表する内容を作り上げていきます。最終的には各グループで「減災」に対する様々なアプローチについての視点や施策が書き出されました。

【発表】各チームで作ったものを発表していきます。もちろん活動の比重としては「野外活動」が大きいのですがこういう活動は海外のスカウトとの交流などの基礎技能にもなるのでたまにはこう「バシっと」実施されているのです!!
【おつかれさまでした】「減災」はスカウトにとっては考える事も多い身近な題材でもありました。
そういうわけで先週末は雨による延期の末に「やっと!!」無料体験会が開催できました!!!

総勢7名の体験者の方々にご来場頂きありがとうございました!!
人数もちょうど良い感じで楽しんでいただければ幸いですが、いかがでしたか?
【海賊の宝を探せ!!】
ボーイスカウトはアトラクションを楽しむ活動ではなく、暗夜行路のように「工夫と想像力」で体験を作り出したり、衣食住を創り出したりする活動です。
スカウトと共に、参加した方々も様々な障害を乗り越えて宝へと近づいていきます。

ロープはボーイスカウトが良く使う汎用的な「創意の道具」でもあります。

最後には無事宝を手に家路につけました!!

閉会のセレモニーで「ご挨拶」をして解散となりました。

体験会では場所の制約も大きいので(いきなりハイキングなどでは小さい子供にとってはすこしリスクが大きいからです)、創意工夫で上手く体験を造っていかないといけませんね。
【毎週水曜日更新】少年少女とあなたのための"冒険者育成"団体 ボーイスカウト枚方第15団