「[HOW TO]つくり方やり方」カテゴリーアーカイブ

【活動報告】ペットボトルピザの作り方!!【ビーバー隊(小学校低学年)】

そういうわけで、先週末のビーバー隊(幼稚園の年長さんから小学校低学年)は野営地でピザ作り!!

そういうわけで、ペットボトルピザ作りです。

防災というか被災時にも簡単な材料(と調理器具)で作れるという事で佐藤和彦さんという方が推進されて全国に広がっていますが、今では単に「手軽な親子料理」としても認識されています。

西日本新聞社記事より抜粋】段ボールオーブンとセットで覚えておこう。段ボールを二重にすることで強度と保温性が確保される。

 

【ペットボトルピザの作り方】

そういうわけで、ペットボトルピザ作りのやり方をサラッと紹介します!!

まずは生地を作りましょう!!

【生地作り】ペットボトルに材料を入れ(初めにオイルだけは入れて内側に膜をつくります)材料が生地になるまで振りましょう!!
材料>>>
□オイル10g □砂糖3g
□ドライイースト5g □小麦粉110g
□塩少々(ふたつまみ) □水70cc

これらの材料をペットボトルに入れて生地になるまで振るだけ……なんですが一応オイルをはじめに入れてペットボトルの内側をコーティングするようにしています。

生地がまとまったらおなかの中に入れるか日差しの当たる場所に30分ほど放置します、この時生地はペットボトルの「口の方」に集まるように「逆に向けて立たせる」のが良いでしょう。

 

生地をペットボトルから出します、この時うまくいけば発酵の時に出るガスの力でペットボトルから生地が飛び出してきますのでこぼさないように!!

生地を伸ばして(この日のお父さんの中には生地を投げて伸ばせる人もいましたがもちろん手でもOKです)好きな具をのせましょう!!

 

スタンダードに考えれば「ピザソース>チーズ>サラミやトマト、たまねぎ」なんかですがまあご自由に!!

まあそういうわけでみんなで「ゴキゲン」な昼ご飯を食べました!!

夏キャン直前対策「等高線地図の読図トレーニング!!」

そういうわけでついに夏キャンプ寸前!!

【昨年の夏キャンプ】
【昨年の夏キャンプ】

キャンプといえばカレー!!…だとは思うんですが、ボーイスカウトですからそこはおいておいて「登山」なわけです。

 

で、です。
登山といえば…これは難しい、おにぎりかもしれませんし、今なら華麗なウェアを身にまとった登山者を思い浮かべるかもしれません。

ですが、スカウトのキャンプとして重要なのは「読図(作図)」でしょう。

【小さなキャンプ】ボーイスカウト活動の始まりとされているキャンプ、少年達を大人同様チームで扱い自律的に活動させるスタイルはこのキャンプからすでに実現している。
【小さなキャンプ】ボーイスカウト活動の始まりとされているキャンプ、少年達を大人同様チームで扱い自律的に活動させるスタイルはこのキャンプからすでに実現している。

みなさんご存知のように(?)スカウト活動はベーデンパウエル卿の書いた「斥候術」という教本を少年達が活用して野外活動をしていた事から始まったという面もありますから『少なくとも地図のあるエリアでは』お茶の子さいさいで道を選べる必要があります。

読図には様々なコツがありますが、今回は「等高線からの地形の見方」の基本トレーニングをしてみましょう。

(トレーニングというか、地図からどんな感じで地形を頭の中に想像するか?を何枚かの画像で示します)

 

【等高線は10mに1本】

基本的なことですが地形図には「等高線」が引かれています。

これは「その線の引かれている場所の高さ」を意味します。

【等高線】450.600と「太線に」文字が入れられているのがわかる。
【等高線】450.600と「太線に」文字が入れられているのがわかる。

この等高線は50mごとに「太線」になっています、太線には「200」というような数値が書かれていますので、「200」から2本「250」ヨリの線だと「220」の高さだということがわかります。

 

【百聞は一見にしかず】

まあそういうわけで、まずは一番簡単な「富士山」からスタートしてみましょう。

まずこれが地図です、細かく見る必要はありません。

【矢印の場所に立って見ている感じで】
【矢印の場所に立って見ている感じで】

さて、次がこれ、実際に地図を見る時のように上を「前方向」に合わせてほんのり陰影をつけてあります。

【陰影】ちょっと高価な地図を買えばこういう感じにカラーリングしてあるものもあります。
【陰影】ちょっと高価な地図を買えばこういう感じにカラーリングしてあるものもあります。

さて、現物(3D)がこれ!!

【3D】吉田口(北側なので新幹線と逆側)からの富士山、一味違いますね?
【3D】吉田口(北側なので新幹線と逆側)からの富士山、一味違いますね?

富士山の形は見なくてもわかると思いますが右の「ちょっとした出っ張り」の形が等高線から想像できると実際の登山でも「この出っ張りと、この出っ張りの間(谷)のこのあたりを歩いている」…という具合で自分の位置が確認できます。

 

【今年の夏キャンプ場からの櫃ヶ岳】

さて、では実践的な感じで次は今回のキャンプの舞台「やすらぎ村」から櫃ヶ岳方向を見てみましょう。

→印刷用の地図はこちら「櫃ヶ岳山域地図」

 

まず地図はこんな感じ。

【櫃ヶ岳】キャンプ場からは南に位置している。
【櫃ヶ岳】キャンプ場からは南に位置している。

次に方向を変えた(「前」を上に)のがこれ。

【キャンプ場から櫃ヶ岳】
【キャンプ場から櫃ヶ岳】

 

はい、最後がこれですね。

【櫃ヶ岳を望む】高さの関係を見て「自分の場所」と「見ている方向」を判断しよう。
【櫃ヶ岳を望む】高さの関係を見て「自分の場所」と「見ている方向」を判断しよう。

この場合「左右のでっぱりが同じぐらいの高さで、中央に山頂が位置している形」が地図に近似していることを確認すれば自分の立ち位置が概ね確認できます。

登山における読図はこのように「周囲の凹凸で自分の位置を確認する」ためのものです。

 

細かい技術は他にもありますが、まずの基本として「地図と地形を合致して自分の(大体の)位置を確認できる」事が重要です。

 

 

耐寒イベント「金剛山登山」日本古来の修験道の山を行く

【イベントの概要】

京阪神の山岳部には古くから修験道の修行の山が多く存在し、その中でも最も身近なのがこの「金剛山」でしょう。

(となりの葛城山も有名です)ダイヤモンドトレイルの一角としても有名なこの山ですが、冬期は特に冷え込みます。

【金剛山】山頂部には葛木神社と茶店がある。
【金剛山】山頂部には葛木神社と茶店がある。

登山道としては「水越峠」から「千早赤阪村」へのルートを選択しています。
概ね4時間ほどのルートで、登山としては短いと思いますが登山道を歩くコースです。

 

金剛山の山頂のライブカメラを見れば雪の有り無しもわかるので、「せっかくなら雪景色の中を歩きたい」ならこれを確認しましょう。

 

【難易度(3段階)】

[1 誰でも・・・2小学生低学年でも・・・ 3小学生高学年から]

体力度  3(2.5)「小学生高学年から、但し低学年でも歩いた実績はあります」

技術度 2「鎖場などはありません」

 

【計画例】

【もちもの】ザック・弁当・水筒・雨具・防寒具・カイロ(使用分と共に予備を持つ)・タオル・レジャーシート・制服制帽

 

【集合・アクセス】

6:30 京阪京橋駅「京都寄り階段前」 6:53JR京橋駅発「外回り」→ 7:08JR天王寺駅着→7:20近鉄天王寺発「急行・吉野行」→古市駅で普通に乗り換え→7:44富田林着→8:20富田林発「金剛バス二番乗り場・水越峠行き」

8:50頃 水越峠バス停到着

 

【計画(所要時間およそ4時間30分)】

8:50頃 水越峠バス停到着

【朝日と樹氷】幻想的な風景を歩ける。
【朝日と樹氷】幻想的な風景を歩ける。

9:00 登山口出発

11:30 山頂到着・昼食準備(豚汁用意)

12:00 昼食・隊ごとの活動

13:20 山頂出発

15:30 下山

15:54  金剛登山口「南海バス・河内長野行き」

16:30 河内長野着(→17:34JR京橋駅到着)

 

かなり余裕のある計画で実際には1時間ほど早く下山できるはずです。

 

【緊急連絡先】担当者携帯

 

【資料】

金剛山・葛城山地形図(PDF)